昨夜は一晩中仕事。当然徹夜。7時半YCATから成田。今日から10日間近畿日本ツーリストの「エーゲ海紀行10日間の旅」憧れのサントリーニ島とクレタ島に泊まるんだゾ〜。しかも往復ビジネス!! ベゼネス!! カウンターで早速添乗員のお出迎え。添乗員付き旅行約25年ぶり。26、7歳でモロッコ行った時以来。成田のイミグレ通過後すぐ、ベゼネスラウンジへ。わーい、わーいまるでバイキング会場みたい。朝食食べ放題。おかゆ、野菜スープ、ロールサンド、串刺しチキンカツ、果物、ヨーグルト、アイスティー、たっぷり頂きま〜す。ここはお酒も飲み放題。でも我慢。飛行機に乗ってからネ。
10:55(BA006)搭乗。すぐシャンペン、次にミモザカクテル。しばしくつろぎお昼ご飯。さっきラウンジで興奮して食べ過ぎたのでメインはシーフードサラダ・クリーミーライムドッレシングと白ワイン。次はチーズの盛り合わせに赤ワイン。軽くと思ったのにお腹いっぱい。朝っぱらからもう酒5杯飲んでるヨ〜。だって幸せ。実はギリシャは20代の頃一回行ってる。その時は島を回るだけのミニクルーズだった。もう一度行って今度は島に泊まりたいな〜と思って25年位経っちゃった。やっと念願叶って2度目のギリシャ。しかもベゼネス!! ブリティッシュエアウエイズの180度フルリクライニングシートだぞ〜。
食べたら眠い。だって夕べ寝てないんだも〜ん。フルリクライニングボタンPUSH! わ〜い180度フルリクライニングだ。バンザ〜イ!! ぐっすり寝ようぉ〜。5時間後お目覚めぇ〜。でもまだ6時間位あるぅ〜。スパイダーマンⅢ見よぉ〜。映画終わってお食事ぃ〜。和風のかれい煮付けご飯、アボガドとエビのサラダ、フルーツ。
午後3時ロンドン着。次のフライト午後9時。アテネって直行便無いからね。ヒースロー空港で6時間暇つぶし。免税品店ぶらぶら。その後ビジネスラウンジへ。ここでも食べ放題、飲み放題。置いてある酒の量ハンパじゃない。サンドイッチ、スープ、チリコンカーン、サラダ、ピラフ、ワイン飲みまくり。またまたたくさん食べた。飲んだ。ア〜ン、駄目だ〜。カズキュン(Kazafy)のために2kg痩せたのに。カズキュンに ”Karima hopeless” って怒られちゃう。ごめんねカズキュ〜ン。
食べたら寝る。ビジネスラウンジのフッカフカソファーでたっぷり2時間仮眠。やっとアテネ行き飛行機に搭乗。小さ〜い。ビジネス席も狭〜い。でも3時間半だから我慢しよう。お食事出た。脂っぽいお魚料理。要らない。眠い。寝る。午前3時頃アテネ到着。殆ど24時間の旅。お疲れ〜。バスでホテル到着。Check in。荷物整理。午前5時半就寝。長い1日でした。
8時半起床。3時間しか寝てない割りに元気。やっぱり東京→ロンドン間フルリクライニングだったからね。朝食パス。昨日食べすぎ。多分6000kcal位食べた。朝はミルクティー、青汁+サプリ。9時半観光開始。日本語ぺらぺらのギリシャ人おばさんガイド付き。パルテノン神殿、アクロポリスの丘、国立考古学博物館、オリンピックスタジアム。観光客らしく写真取ろう。お昼はプラカ地区。しょぼい観光客定食。グリーンサラダ、魚のスブラキ(グリル)、ピラフ。
その後バスで長距離移動。デルフィまで直行。途中のドライブインでお菓子買う。食べ物トルコやエジプトと似てる。地理的に近いもんね。途中アラフォバの町通過。スキーリゾートで有名だそうです。スイスアルプスの街みたい。可愛い。ギリシャにもこんな所があるんだ。素敵。景色もきれい。しかし寒〜い!! なんとダウンジャケト着てる人もいる。温暖な地中海気候のはずなのに〜。ジャケット買った。32ユーロ。
美しい山の景色見ながら夕方デルフィ到着。全食事付き。町のレストランで皆でお食事。スープ美味しい。でもメインショボ。日本人の口に合わせた、白身魚、鶏肉、癖のないチーズ。嫌だ!! ツアーの皆さんは「美味しい、美味しい」と食べてるけど、やっぱ私には物足りない。量も少ない。一人で食べ直そ。地元っぽいレストランでポークスブラキ(串焼き)、ウゾ(白濁する強い地酒)2杯。小さな田舎町。夜のお散歩楽しいな。小さいスーパーがあった。オリーブとチーズの売り場があってエジプトと同じ懐かしい匂いがする。11時就寝。
7時起床。時差ボケってるから早起き平気。ギリシャと日本の時差6時間。ゆで卵、ハム、チーズ、パン、紅茶の朝食後、デルフィの博物館見学。その後アポロン神殿見物。ワ〜ン。景色が美しい。草の匂いが爽やか。なんて素敵なんでしょう。山道を歩いて古代の競技場見学。楽しい。美しい。幸せ。
お昼はデルフィの町はずれの小奇麗なレストランで、サガナキ(焼きチーズ)、キャベツのドルマ(詰め物)、ほうれん草のパイ、フルーツ。お味は一応OK。量は相変わらず少なめ。皆さんよくこれで足りるよね。その後は一路メテオラの観光拠点カランバカへ。
長いバスの旅を終えて午後6時カランバカ到着。ここも小さな田舎町。後ろは岩山。景色凄〜い。岩山の頂上に修道院が見える。明日はあそこへ行くんだ。今日の夕ご飯は一人で食べよう。地球の歩き方に乗ってる「パネリニオン」って言うレストラン。地元民もたくさん来てる、活気のあるお店。パスティーチョ(マカロニと挽肉のグラタン)、ピーマンとトマトのドルマ(詰め物)、サラダ、タラモサラタ(タラコとジャガイモのペースト)、パン、赤ワイン、ウゾ。たっぷり食べた。やっと「ヨーロッパに来た!」って言う感じ。幸せ幸せ。山小屋風リゾートホテルで11時就寝。
7時起床。朝ご飯。ゆで卵、フルーツヨーグルト、ミルクティー。9時観光。本日はメテオラの修道院2ヶ所(男子、女子)観光。景色凄〜い。断崖絶壁の上に修道院。「どうやって建てたのお〜」って感じ。
長い階段上ってやっと修道院到着。中も素敵。たっぷり観光。お昼は断崖の下の見晴らしレストラン。わ〜断崖に人がへばり付いている。フリークライマーかな。お料理はアーティチョークの前菜、ムサカ(野菜と挽肉の重ね焼き)、サラダ、ピラフ、パン、ビール、添乗員一押し焼きりんごの生クリーム掛け。ここはGOODでした。
食後はアテネ目差して5時間半のドライブ。バスの座席はフルリクライニングでゆったりお昼寝。アテネのピレウス湾到着。夕食は中華料理。久しぶりのお醤油味。ギリシャ人の好みなのか味付け濃い。でも美味しかったよ。ギリシャビールにご飯も進みました。食後クレタ島行きのフェリーに乗船。デッキのバーでウゾ飲みながら出航。美しいアテネの夜景がどんどん遠ざかります。キャビンへ戻って11時就寝。
目覚めたらクレタ島。6時半下船。港の直ぐ側のホテルで朝ごはん。今までで一番豪華なオープンブッフェ。オムレツ、ハム、チーズ、果物、ヨーグルト、サラダ、紅茶。朝っぱらからたっぷりいただきました。
食後は博物館。ミノア文明についてお勉強。
次はクノッソス宮殿見学。お天気が良くて最高。昨日の山からいきなり島に来た。ギリシャ奥深〜い。遺跡の後はバスでイラクリオン郊外の村へ。ワイナリーとオリーブ工場見学。お買い物。皆さんせっせと買いまくり。エクストラバージンオイルさすがに安い。私は自分用にちょっぴり買いました。お昼は村の屋外レストラン。黒パンにトマトとフェタチーズを乗せた名物料理の前菜、サラダ、スジュカキア(ミートボールのトマトソース煮込み)ワイン。デザートはハルバ(エジプトやトルコではヘルワと呼ばれています。すった胡麻やナッツをハチミツで固めて物)美味しいけど全然足りない。新婚旅行の若い男達はこれで足りてるのかあ? 本当一般的日本人ってこんな量のお食事で満足してるんでしょうかね? 私には信じられません。ホテルへ戻りしばしくつろぐ。地中海の青空を見たらお洗濯したくなった。下着やら何やらお洗濯してベランダに干す。青い空に爽やかな風。洗濯物は直ぐ乾きそう。
今日も夕食は別行動。やっぱときどきは個人行動がいいよね。一日中ガイドの後ろをゾロゾロじゃ疲れちゃう。早速ガイドブック持って街に繰り出す。ギリシャの困った所は道路標示がギリシャ語な事。超当たり前だけど。アルファベットに△とかΣとかΩとか入ってる。道聞いても英語分からない人が多い。でもなんとかモロニシの噴水発見。エルグレコ広場発見。そこから真っ直ぐ歩いて正面はオールドポート、ヴェネッィアの要塞。港の側の活気のあるレストラン発見。「リゴクラシ、リゴタラサ」地元民と観光客で大賑わい。タコのグリル、エビのサガナキ(チーズ焼き)ファバ豆のペースト(エジのひよこ豆よりもっと黄色っぽい)白ワイン。本当に感じ良く、美味しいレストランでした。外に出てイラクリオンの町をしばらく散策。次も港の側の超オシャレなお店「ヴェネト」港の夜景を見ながら、赤ワイン、ツマミは揚げ餃子の様に小さなほうれん草のパイ。お洒落。こんな小ぶりなパイ始めて食べた。ワインもコクが有って力強く私好みでした。最高に幸せ。11時就寝。
7時、自然にお目覚め。毎日が超健康的。11時に寝て7時に起きるなんて、朝4時に寝て昼11時に起きる日本での日常では考えられない超ヘルシーな生活。私は団体旅行好きじゃないけど、ときどき参加したくなる理由のひとつはこの超ヘルシーな生活。もうひとつはやはり観光のコストパファーマンスが抜群に良い事。朝ごはん済めばホテルの外にリクライニングのゆったり大型観光バスが待ってる。寝てる間に目的地に到着してる。一人旅は自由だけど国内での移動が大変。切符が取れないとかホテルの予約は入ってないとか、それなりのトラブルは付き物だもんね。団体旅行は見たい所が効率良く回れて最高。面倒は総て添乗員に任せて優雅にのんびりしましょ。
ちょっと早いので朝風呂。ゆったりバブルバス。な〜んてゴージャスなの。個人旅だったらもうとっくにCheck outしてフェリーの切符買いに行ってるよ。朝食もゆっくりいただきます。昨日と同じ豪華なバイキングスタイル。ぎりぎりまでのんびり出来るのも団体旅行の良い所。10時、高速船でサントリーニ島へ。バイバイ、クレタ島ちゃん。楽しかったよ。
12時サントリーニ島に到着。凄〜い!! 写真で見た通りのエーゲ海。きれい〜! 白い壁に青い屋根の建物が島の断崖にへばり付く様に建ってる。感激!感動! 青い空、青い海、これぞエーゲ海! ツアーの皆さんも興奮しまくり、写真取りまくり。クレタ島も良かったけど、大きすぎて島っていう感じが無かったもんね。ここは右を見ても左を見ても真っ青な海。まさに島。島!島!
バスでフィラの町の中心へ。お昼ごはんはハーブたっぷり野菜スープ、グリルチキン、アイスクリーム、美味しい白ワイン。ホテル素敵。まるで迷宮。楽しい〜、でも迷いそう。小休止して再び町の中心へ。観光客相手のレストラン、ショップたくさん。小腹が空いたのでカフェでギロピタサンド。食後、町を歩き回る。
夜はサントリーニNo.1の高級店「ククマグロス」外のテラスでお食事。ちょっとおフランス風なお洒落なギリシャ料理のお店だそうです。まずスープ。たっぷりの生クリームが乗った穀物とハーブ入りトマトスープ。パンは赤唐辛子のピリ辛パンとくるみのちょい甘パンの2種。あたたかいよ。ゼリーで寄せた真四角なサラダ。ビーフカルパッチョを敷き詰めたお皿に、丸く焼いたパイ状のムサカを乗せた暖かい前菜。なんて斬新で美しいお料理なんでしょう。お味も良いです。ワインは赤、白とも力強い飲み口。ひと口サイズのデザートワインとグリークコーヒーで70ユーロ(チップ込み)メイン食べなくて約1万円。高いけど満足しました。ゆっくり歩いてホテル。11時就寝。
本日も6時半自然にお目覚め。またまたヘルシー。しかし、さぶ!! 寒〜い。私は平気だったけど他の皆さんは夜中エアコンの暖房が入らないのなんので添乗員叩き起こしたとか。エ〜ン。温暖なエーゲ海のはずなのに、なんで朝晩の寒暖の差が激しいの。昼は結構暖かいのにね。8時までベッドでゴロゴロ。アテネの博物館で買ったギリシャ神話の本を読む。次第に暖かくなってきた。バブルバスで体を温め、朝食、卵とパン、紅茶。
本日は噴火口一周と温泉ツアー。温泉には海を泳いで行くそうで、服の下に水着着て10時、ロビー集合。ロープウエーで港まで下り、船に乗りネアカメニの火口をトレッキング。火山岩がゴロゴロしていて歩き難い。まだ湯気が出ている所とか硫黄臭のする所とかあって、まだここ休火山なんだ。次はまた船に乗りパレアカメニの入り江の温泉へ。
入り江は水深が浅いので船が入れないから、海を泳いで行くと言われた。いざ着いてみたら入り江まで結構遠い。エーゲ海と言えども4月は水冷たいよね〜。しかも濡れた水着を着替える場所が無い。海から上がって来たら適当に船上で風に吹かれて乾かすらしい。夏ならいいけど、まだ結構寒いよね。なんて渋ってたけど、結局温泉に入いりたいから覚悟を決めた。船からゆっくり海に入ったら一瞬「やば!」と思う位冷たい。まさに氷水。でも船上からは「小松さ〜ん。がんばって〜」とツアーの方々の声援が。あまりの冷たさに引き返す人もいたけど、こうなったら行くっきゃない。結局日本人は私ともう一人のおじさんの2人だけ。後は白人の観光客の方達数人で入り江を目差す。岸に近くなる程に水は温かくなり背の立つあたりでは本当、ぬるま湯。でも温泉っていうほど温かくないよ。底の泥を顔に塗れといわれたけどヘドロの様なドロドロでなんか気持ちわり〜。おじさん達が引き返し始めたので私も一緒に泳ぎ始めた。帰りは温かい所から氷水へ。船まで必死で泳ぎました。まあ夏は海水温も上がってそれなりに温かい温泉になりそうだけど4〜5月はまだ早いよね。でもエーゲ海で泳いだのは大変貴重な経験でした。
今日は朝っぱらから山に登ったり泳いだりでお腹空いた。町のカフェテリアでチキングリル、ユヴェチ(牛肉と米型パスタの煮込み、たっぷりのおろしチーズかけ)、ジャジキ(ヨーグルトディップ)たっぷり食べた。ダッシュでホテルに戻りシャワー浴びて服着替え。
3時半、イアの村と夕日観光に参加。イア村はフィラの町を小ぶりにした様な、ちょっと上品な本物のリゾート村。真っ白い壁と道路の町をゆったり歩く。お茶したり、写真撮ったり、お店ひやかしたり。
6時、皆でお食事。ブルーチーズのサラダ、タラモ、ファバ豆ペースト、ナスのペースト、わかさぎの様な小魚のフライ、イカフライ、海老とムール貝のサガナキ、タイの様なお魚のグリル、白ワイン、デザートはヨーグルトのマーマレードがけ。観光客定食にしては量多い。お味もGOODでした。本日は曇りで、名物の夕日は見れそうにないけど、一応みんなカメラ持って夕日スポットへ。私は寒いのでレストランで赤ワイン。結局2日とも夕日ダメ。残念でした。8時半バスでフィラへ。11時就寝。
7時起床。本日最終日。のんびりバブルバス。幸せ幸せ幸せ。心が幸福な上に体も温まって、いかにも免疫力が高まりそう。昨日は山に登ったり、泳いだり忙しかったもんね。本日の朝食は町のパン屋で買ったほうれん草のパイとチキンパイ、缶のアイスピーチティー。パン屋の前のテーブルで朝ごはん。パイ旨!! 2個とも完食。9時、一人で島の小さな博物館見学。10時半ロビー集合。サントリーニ島さようなら。凄〜く楽しかったで〜す。
エーゲアン航空の飛行機でアテネへ。45分後到着。あっという間のフライトでした。ホテルはプラカ地区に近い豪華なホテル。家に電話。「芳だよ、元気だよ、明日帰るよ」母が豚インフルエンザが流行ってるって。何それ? そういえばTVに豚とマスクしてる人がよく出てた。ギリシャ語だからわからなかったもんね。さてと、今日はこれからできるだけ楽しまなくっちゃ。私はここからは完全個人行動。地図を片手に出発。まずアクロポリの駅の近所の洒落たタベルナでお食事。超美味野菜スープ、グリークサラダ、サガナキ、詰め物をしたピーマン、赤ワイン。食べた食べた。
食べたらメトロ。アテネの地下鉄は地下鉄工事の際に出た出土物が駅構内に展示してある。無料博物館。楽しい。オモニア広場まで行く。初日に行った国立考古学博物館を再度見学。だってあまりにも時間が短かったんだもん。見てない所がいっぱいあるよ。一人でじっくり観るのは楽しいね。行った島のことも思い出せるし。ミノア文明(クレタ島)とキクラデス文明(サントリーニ島)の違いとか、なんとな〜く納得。館内の洒落たカフェでフラッペ(アイスカプチーノ)いただく。少し休んで元気を取り戻し、また町に出る。オモニア広場、シンタグマ広場、プラカ地区。地図を頼りにできるだけ歩こう。地下鉄も乗ろう。最終日、さすがにギリシャ語表示の△、Ω、Σにも慣れてきたわ。
午後9時半、ちょっとお腹すいた。プラカの民謡レストラン「ゲロス・トゥ・モリア」でヤギ肉のロースト、グリークサラダ、赤ワイン。
ギリシャ人は山羊食べるって聞いてたんで、ぜひ食べて見たいと思い、添乗員に調べてもらった。お店はギリシャ音楽の生演奏に女性歌手、民族衣装のおじさん、おばさん各2名ずつが民謡に合わせてフォークダンスしてる。中国人の団体と思しきグループ、地元の音楽好きのカップル数組。お店は明るく楽しい雰囲気。山羊は思った通り獣臭い。それはOKなんだけど、脂身が凄〜い。山羊ってこんな脂ののった生き物だっけ。肉は美味しいけど、脂が凄すぎて半分しか食べられなかったです。10時半、お店を出てまだ開いているお土産屋を見物。午後11時半、ホテル到着。パルテノン神殿等遺跡はこの時間でもまだライトアップされていて、とっても綺麗でした。荷造りして最後のバブルバス。午前1時就寝。
午前4時起床。外はまだ暗い。5時Check out。5時半バスで空港に向けて出発。バイバイ、ギリシャ。凄く楽しかったで〜す。しっかり、いろいろ食べて、観光しました。体重はたぶん66Kg位。カズキュン、御免ね。日本に帰ったらダイエットするね。カツオと昆布だしでとった野菜スープダイエット。空港のビジネスラウンジで果物と紅茶。午前8時アテネ出国。機内で朝食。マッシュルームオムレツ、ヨーグルト、フルーツ、紅茶。
ビジネスは朝っぱらからシャンペンサービス。さすがに飲みたくないょ〜。寝よ。ロンドン乗換え。ヒースロー着。またまたラウンジでくつろぐ。ほんと、ビジネスに乗れるようになるの夢だったもんね。カバンもすぐ出てくるし。今回のツアーのビジネス客は、私と北海道からいらした年配のご夫婦の3人だけ。他のメンバーの方に「小松さん、ビジネスでいらしたの」「まっ、あの方何者!」「夕食もいつも単独行動だったわよね」ってな感じの視線を浴びてた。うっふふ〜。
50歳でビジネスは私の昔からの夢でした。夢が叶ってバンザーイ! ラウンジでは出発の時と同じく、サンドイッチ、サラダ、スープ等のお食事食べ放題。それにしても飲み放題の酒の量が半端じゃない。「酒池肉林」って肉は無いけど。まさに酒の池。ここに来て酒を飲まずに出るなんて不可能。ロゼワインいただきま〜す。ワイン飲みながらパソコンで日本のニュース検索。豚インフルとか気になるもんね。しかしなんと出て来たのは「草彅全裸」なんじゃこりゃ? 私がいない間、日本はどうなっちゃったんでしょうね。
13:45(BA005)成田へ向けて離陸。すぐにシャンペンサービス。お食事は和風ロブスターサラダ、鮭の青海苔クラスト生姜と醤油風味バター、赤白ワイン。
食べたら寝る。180度フルリクライニング。バンザーイ! しかし、目覚めたのはな、な、なんと成田空港着陸15分前。10時間以上爆睡してた。くそっ!朝食食べ損ねた。慌てふためいて椅子を元に戻し、着陸態勢。180度の威力は凄〜い。一瞬も目覚めず10時間以上寝てた。午前9時成田到着。幸い私達は朝早かったので、検疫官の人が慌しく準備を整えている最中をすり抜けました。午後の便からは検疫に5時間待ち、とかって後で見たニュースでやってた。ラッキー。ビジネス客だからカバンも一番に出てきた。ツアーの皆さん、ありがとうございました。添乗員さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。皆さんさようなら。しかし機内での朝食、食べ損ねたので腹へった。出発ロビーのレストランでお食事しょう。久々の日本食。鯛茶漬け。幸せ、幸せ。
以上が「エーゲ海紀行10日間の旅」日記でした。1回目のギリシャ旅行は20代の頃。まだ英語も満足に話せない時でした。私は高校1年生から海外旅行している筋金入りトラベラーです。1回目は父と2人でグアム島。ドルが変動相場制となり、戦後30年目、始めて1ドル=300円になった頃です。その前は1ドル=360円の固定相場で外貨持ち出し上限も厳しかったみたいです。両替に行くと「貴重な外貨なので大切に使ってください」などと言われたそうです。
初めての一人旅は24歳。当時もまだプラザ合意の前なので1ドルが250円位でした。ハワイ旅行でさえ20万円位していた、と思います。当時は海外旅行高かったです。地球の歩き方等のガイドブックも多分まだなかったので、ホテルは総て日本から旅行代理店を通して予約して行きました。予約出来るのもヒルトンとか一流ホテルのみ。40ドル=1万円なので1泊3万円以上したんじゃないでしょうか。申し込みのFAXを送るのに7千円かかった時代です。行き先は花の都パリ。何とか探した格安ルフトハンザで乗り継ぎ、乗り継ぎ。英語も満足じゃないのに良く行ったと思います。それから30歳でニューヨークに留学するまで、毎年2〜3回、旅行していました。会社員だったからお正月やお盆の一番高い時期じゃないと旅行出来ないので、12月28日週出発で1週間70万円位かかったこともありました。
今は本当に安く海外に行ける良い時代ですね。安宿もネットで簡単に予約出来ちゃうし。私は田舎の高校生だった頃から海外には強く憧れを抱いていました。当時読んだ上の世代(多分、加藤登紀子とか小田実とかだったと思うけど)の旅行記にはヨーロッパへはシベリア鉄道で行く、と書いてありました。シベリア鉄道はソ連のウラジオストークから乗る。ウラジオまでは新潟から船で行く。飛行機は高すぎて若者には乗れない、とあったと思います。当時私は山形県庄内地方の鶴岡に住んでいたので「な〜んだ。東京の人より鶴岡の人の方が新潟に近いからヨーロッパに行きやすいんだ」な〜んてお馬鹿に考えていたものでした。
その後、30代の頃はニューヨークとエジプトに留学しました。ニューヨークからは大西洋クルーズでアメリカ人の友人達とバミューダやプエルトリコに行きました。それから日本に一時帰国する時に世界一周チケット(前進すればいくらでもトランジットできるが、後退はできない。多分2千ドル位)でニューヨークからパリ、ローマ、バンコク、ホンコンを経由して日本に一時帰国。帰りはハワイ、サンフランシスコを経由してニューヨークへ帰る、とぐるっと世界一周旅行した事もあります。40代ではエジプト、ニューヨーク、トルコ等仕事がらみの買い付けのみで、観光旅行は出来ませんでした。最近また旅行したい衝動に駆られ、近辺のアジアを中心に観光旅行活動を始めました。来年は何処へ行こうかなと思いを馳せる今日この頃です。