山形県鶴岡市出身。1998年、富士通退社後渡米。アメリカのモダンダンス界を代表するニューヨークのアルビンエイリー・ダンスカンパニー付属学校(AAADC)に学ぶ。ニューヨークで最高級のアラビアンレストラン『ザ・ナイル』のオーディションに合格し、ベリーダンサーとしてマンハッタン、ブルックリンで数々のショーに出演。師イブラヒム・ファラより “Karima(カリーマ)”の名を受ける。
1991年、本場カイロに渡り、エジプトを代表する国立レダ民族舞踊団の研修生となる。故ナセル大統領から勲章を進呈された舞踊家・振付師のマフムード・レダの直弟子としてエジプトの民族舞踊全般を学び、正規の就労ビザを取得。エジプトで日本人初のプロデビューを果たし、4ツ星ホテル『シェハラザード』と専属契約するほか、大使館や商社などのパーティーにも出演する。
1993年帰国し、小松芳アラビア舞踊団を結成。海外で約300回以上のステージを踏んだ経験を活かし、アラブ現代芸能の日本での普及活動と指導にあたる。東京外国語大学などでもベリーダンス講師として活躍中。