バリだ!バリだ!バリだ!バリだ!!今日からバリ!初バリ!若いころはヨーロッパとか中近東、NYばっかりだったので、近場にほとんど興味なかったよ。でも見っけ。ビジネスなのに格安。その上超高級リゾートホテルに泊まるお得ツアー。財!財!財!嬉しいにゃ〜、嬉しいにゃ〜。
7時前に出発。YCATは朝10分おきにバスガあるから焦らなくてOK。成田に無事に到着。今回はJALのビジネス。わーい、わくわくする。どんなサービスかな〜。まず、ビジネスラウンジへ。でもここは大した事がなかった。おにぎりとお寿司とお味噌汁。まあ、朝だもんね〜。
定刻10:50に離陸。客室乗務員が「小松様、いかがですか」と声をかけシャンパンサービス。名前で呼ばれるのは嬉しいにゃ〜。さすがジャルウ〜。シートはフルフラットじゃなかった。160度位。距離が短いもんね(7時間半)。しばらくして、おっ食事!待ってました!和食をチョイス。前菜が凄い!!まるで料亭!!さより白板昆布〆、宮城笹蒲鉾たらの芽黄身揚げ、釜揚げ若布中華風桜花びら見立て、三陸産秋刀魚甘露煮若桃蜜煮、牛タン燻製とせり白和え、豆腐桜田楽桜の葉包み、春舞茸とさしみくらげ土佐酢ゼリー添え、茎若布むすび磯巻き、岩手黒毛和牛治部煮。以上9品!メインは岩手いちご煮(雲丹と鯛を使ったと東北地方の郷土料理)日本酒と一緒にいっただきま〜す。酒の肴に最高。次に炊き立てご飯、味噌汁、岩手南蛮漬と白沢庵。デザートは季節の苺とハイビスカスの香るジュレ、ホワイトチョコレートのムース添え。なんだか書くのが疲れる凝ったメニューだ。お味はまあまあでした。その後爆睡。途中、ブランディーのロックにチョコレート。到着2時間前にサンドイッチとジュース。
午後4時半にジャカルタ着。うわっ!暑!エアコンがきいてる室内でこの暑さ。外はさぞかし、と思ったらやっぱ、凄く暑い。日本はあいにく寒かったので厚手のトレーナーを着てるけどとっても耐えられない。汗が噴き出す。現地係員に誘導されて国際線から国内線ターミナルへ。係員がいるからとっても便利。ジャカルタ発のデンパサール行はLion Air午後8時50分。4時間待ち。この間に着替えよう。スーツケースから夏服出してトイレで着替え。待合室は何にもない。水も売ってない。商売っけないな〜っとひたすら待つ。やっと離陸。機内食は総て有料。これってLCCか?わざわざ買うのもしゃくなのでひたすら我慢。ガルーダ・インドネシア航空からは直行便が出ているみたい。もし次回来るなら、絶対に直行便!!午後11時半、バリ・デンパサール到着。乗り換えがあったので長かった。直ぐにガイド参上でホテルへ。ゲートで囲まれた高級リゾート、ヌサドゥア地区のアヨディア・リゾート・ホテル。すげ〜デカいホテルにゃ〜。興奮しちゃう。今日は疲れたのでお風呂に入ってビール飲んでピーナッツ食って、一気にガン寝!
7時半起床。直ぐに洗顔、朝食。1Fのレストランでブッフェ。凄い種類のお料理。インドネシア、洋食、中華、日本食、熱帯の果物もたくさん。何回もお皿を変えてたくさん食べた。お客は世界中から来ているんだろうな〜。8時半、ツアー開始。まず、ウブド観光。ウブド王宮、ネカ美術館、モンキーフォーレスト、ウブド市場、みんな楽しい。ネカ美術館のバリ絵画が素敵!モンキーフォーレストでは赤ちゃんを連れた夫婦ザルが超可愛い!
続いてデガラランの棚田(ライステラス)見物へ。凄い。きれい、きれい、きれい。緑の棚田が果てしなく広がってる。次回来たらこの辺の民宿に泊まるのも良いかもって思った。
棚田を眺めながらの昼食。なぜかタイカレーだった。棚田に降りようとしたらスコールが〜。バリは10〜3月は雨季で4月も多少のスコールがあるそうです。棚田に降りれなくって残念。今回の参加者は3名なので小型のバンで移動で〜す。少人数快適。なんてったってビジネスの旅だもんね〜。財!財!財!途中、絵画の村を過ぎて金銀細工の村で雨が上がった。工房で実演販売。バリの金銀細工ってちょっと中近東っぽい。続いてバドゥン半島の南西の外れにあるウルワツ寺院で沈む夕日を背景に行われるケチャックダンス見学。お客を引っ張り込んでバリダンスのディスコタイムあり。結構観光ずれしたショーだった。ショーの前に海を見ていたらインド洋の荒波の上にゴマ粒ほどのサーファーがいっぱいいてビックリ。こんな波でサーフィンするんだ〜。凄〜い。ケチャックダンスは観光客をこれでもかと詰め込み大入り満員。最後はケチャックダンスのダンサー達の真後ろにまで座らせて、どこまでがダンサーでどこまでが観光客かわかんないじゃん。
夕食はジンバランビーチでシーフードバーベキュー。砂浜の上に椅子とテーブルを置いて海岸で食べる。お魚と海老のグリルといかのフライ。でも冷えてる。フライくらい来てから揚げろよな!って思っちゃう。やっぱ団体旅行の食事はだめ!まあ雰囲気は良かったよ。帰りはコンビニによってビールとおつまみ買った。バリには日本のサークルKがいっぱい。やっぱコンビニは便利。ベランダでビールは最高。でも一杯じゃ足りない。ホテルの露天ロビーバーで星を見ながらシンガポールスリング飲んだ。部屋に戻ってバブルバスでゆったり。幸せ。
9時起床。バリは日本と1時間の時差。洗顔、朝食。ヨーグルト、野菜炒め、ナシゴレン、ミーゴレン、味噌汁、オムレツ、汁そば、果物……またまたいっぱい食べた。午前中はホテル内を見物。ほんとに広い。巨大な池や噴水、スパ、プール、プライベートビーチの木陰でまったり。幸せ、財!財!財!その後、高級ホテル地区と現地の街を仕切る南ゲートを抜けて徒歩で市内観光。ゲートを抜けるとしばらく観光客相手のお土産店やレストランが続きます。そこからひたすら歩いた。何となく住宅地みたいな所でおばさんのやってる小奇麗な屋台発見。焼いたバナナとか葉っぱに包んだ得体の知れない物とか、赤や緑に着色したココナッツをまぶしたお餅風な食べ物がいっぱい。2、3人の子供達と一緒に買った。得体の知れない着色したお餅。まあ美味しかった。葉っぱの中身はスパイシーなお肉。屋台は焼いた物&蒸し物まあOK。揚げ物は絶対NG!屋台の油はホテルレストランの廃油だそうです。
3時、ガイドに連れられ免税品店。その後ベノアハーバーから出ているサンセットディナークルーズ 。マングローブの林を抜けて、5時半、バリハイ号へ搭乗。その途端凄いスコールが……。1日1回は雨が降る。でも船は快適、あんまり揺れない。ウエルカムドリンクとカナッペ。6時ディナー。洋食がメインでインドネシア料理は少ない。残念。なんで〜?現地のお料理食べたいのに〜。お味はまあまあでした。ステージではなぜかインドネシア人ダンサーによるフレンチカンカンが〜。気合は入っているけどなぜにフレンチカンカン?と思ったら、いっきなり早替えでバリ舞踊。オカマっぽいシンガーの熱唱、ムキムキボディービルダーの裸体ショーと、なんか凄いバラエティーな構成だったわ。その後DJによるディスコタイムで中国人の団体おばさん達が踊り狂ってた。
9時帰港。各ホテルにマイクロバスで送迎。ホテルに9時半頃着いた。まだ早い。隣のノボテル探検しょう。ノボテルはちょっと小さめ。プライベートビーチなし。でもプールサイドのバーは素敵。バーはプールの中に出来た出島みたいな構造。ライチモヒートとアラク(ほのかな麹臭がするバリ焼酎)のカクテル飲んだ。今日も幸せ、幸せ。
7時半起床。朝食はパンにハムと野菜をはさんでジュース飲みながら素早く食べた。タクシーでサヌール地区へ。なんと11〜14日までサヌール地区のメルキュールホテルでベリーダンス・ジャカルタのフェスティバルが開催されてる。元うちの生徒だった人が参加するらしいので会いに行きます。
9時、サヌールのホテル到着。45分間乗ってタク代は2000円だった。スーパースターズのボージェンカが教えてる。70人位が参加してた。主催のクリスティンがWS見学していいって言ってくれた。クリスって華僑だ。華僑はお金持ち。WSは全体にまったりしてた。レッスンしている途中で皆ぱらぱら出て来て優雅にお茶してる。WS会場の外はオープンブッフェのカナッペやミニマフィン等、軽食がずらり。な〜んかとっても優雅。日本とぜ〜んぜん違う。まあ、リゾートのメッカ、バリでの開催だもんね〜。参加者皆さんリゾート気分なんだろうな〜。1時WS終了後、元生徒の藤田とランチ。小ぎれいな観光客レストランでガドガドサラダとナシチャンプルとピーナッツソースのサテ。美味しかったよ。食後、サヌールのメインストリートを観光。
4時、ホテルに戻ってプールで泳ぐ。なるべく日陰を泳いだのにやっぱ日焼け。6時、またまたタクシーに乗って、バリの繁華街クタへ。クタまで1500円。メインストリートはさすがに賑やか。でも、道路狭い。まず、スーパーでマンゴースチン3キロお買い上げ。1キロ200円!安い!葉っぱに包んだ現地のお菓子を味見。次にレストランでお食事。大きめのレストランって大抵日本語のメニューがあるよ。セットメニュー注文したらランチとほとんど同じだった。でも美味しかったよ。また通りをぶらぶら歩いてガーデンバーへ。バリ最後のお酒。美味しい。またまた小腹が空いたのでワルン(安食堂)で鳥肉入りスープ麺。めちゃ美味しい。バリ最後の夜。さようなら。楽しかった。
9時起床。直ぐ朝食。フルーツコンポートをたっぷり乗せたヨーグルト、コールドミートを乗せた野菜サラダ、野菜炒め(チャプチャイといってとっても美味しい)、ナシゴレン、汁そば、パン、紅茶。今日は雨降り、曇ってる。プールで泳ぐ。雨は上がったけど薄曇ってるので多分日焼けしない。1時間位のんびり泳いだ。部屋で最後のバブルバス。
12時Check Out。鞄を預けて最後のお散歩。また南ゲートを出てひたすら歩く。歩くの大好きタッタカタンタンタ〜ン。住宅街を目的もなくひたすら歩く。家とか人とか見るの楽しい。時々家の中をのぞく。屋台で焼バナナと葉っぱに包んだ魚の蒸し焼き、ジャガイモとコーンのお惣菜も買った。結構おいしい。全部で50円位。安い!でも首都ジャカルタのメードさんの月給が1万円。運転手の月給が2万円程だそうなので、まあこんなもんだよね〜。
2時、汗だくでホテルに戻り、ガイドと共にバスで空港へ。途中、空港近くのホテルで軽食とお茶。午後5時Lion Airでジャカルタに向けて出発。1時間半位でジャカルタ着。また現地ガイドがお出迎え。楽ちん楽ちん。ビジネスラウンジで軽食のブッフェ。出発ゲートの売店でまたバナナの葉っぱにくるんだ食べ物発見。ご飯の上に各種お惣菜を乗せたナシチャンプル風お弁当が100円!空港でお弁当100円って信じられない!安い!また食べた。朝から食べっぱなし。体重は何キロ?もう知らん!!JALで日本へ帰りま〜す。午後10時、離陸。またまた「小松様。お飲物はいかがですか?」と乗務員が。名前で呼ばれるのは嬉しいわい。ミモザ頂きま〜す。続いて軽食のお寿司。あっという間に食べたらお代わりくれた。うっふっふ。食事はこれだけ。後は映画見て赤ワイン飲んでちょっと寝た。
2時間くらい寝て起きたら朝食。和食をチョイス。またまたゴージャス。果物、ミニトマト、香の物、金平牛蒡、蒸し玉子、海老とほうれん草の胡麻和え、筑前煮、鶏照り焼き、オヒョウ柚庵焼き、炊き立てご飯、お味噌汁。料亭のよう!!食後1時間程、午前7時成田着。10時に横浜のお家到着。
やっぱりビジネスの旅は豪華だった。鞄も直ぐ出て来るし。うっふっふ〜。満足ゆく旅じゃったのお〜。うっふっふ〜。思うにぃ〜、こういう経験ってステージ上での存在感にも関係あり、と思う。オーラって単にスタジオで稽古すれば出るもんじゃないんじゃないか〜?美しい物を見て、美味しい物を食べて、大切に扱われて、幸福な思いをして、自分は世界一幸せな女、特別な女、と思う瞬間が大切で〜す。稽古場で汗水たらしている、はい、そこのあ〜た!それだけじゃダメェ〜。体が動くだけの単なる踊り子ぉ〜。自分が最高と思えるような経験をたくさんしないとね〜。北朝鮮の美女応援団とか喜び組が美しいのは、万景峰号で新潟から買って来た日本製の下着やパンストやお菓子を「将軍様からの贈り物」として与え、「お前たちは将軍様の寵愛を受ける、特別な存在なんだぞ」って育てているらしい。やっぱ、美しい経験をする事が美しいアートを作るのじゃ!皆さんもオーラを出したかったら財をなして豪華な体験をしてね。